熊本県民テレビ(KKT)
31日に投開票が行われた衆議院選挙で熊本1区、3区、4区では自民党の前職が議席を守った一方、熊本2区では無所属の新人が前職を破り初当選を果たした。 31日、午後8時すぎ。 ■清家康広キャスター 「熊本市南区の西野太亮さんの陣営です。先ほど西野さん本人が会場に到着しました」 当選確実の報道を受け、支持者と抱き合うのは無所属新人の西野太亮氏。初当選をかみしめ、涙ぐむ場面も。 ■西野太亮氏 「新しい時代をこじあけた。今から新しい時代の日本と故郷熊本をつくる戦いが始まる。皆さんと共に皆さんの為に全身全霊、全人格をかけて政治家人生を歩んでまいります」 保守分裂となった熊本2区。無所属・新人の西野太亮氏が自民党・前職の野田毅氏に5万票あまりの差をつけた。 一方、1972年以来当選16回を誇る野田さんは…。 ■野田毅氏 「残念であります。今日までご支援をいただいた皆様には誠に申し訳ない結果になっている事を心からお詫びを申し上げる次第であります」 これまでの実績を訴えたが支持は広がらなかった。 ■野田毅氏 「心配ではあるけどね。誰が責任もってやってくれるか」 今後の政治活動については「ゆっくり考えたい」と話し事務所をあとにした。 一方、1区は自民党・前職の木原稔氏が立憲民主党・新人の濱田大造氏を退け5回目の当選。総理大臣補佐官などを務めた経歴をいかして国政でのさらなる飛躍を誓った。 ■木原稔氏 「感無量、しかしながら重い期待をこれからはしっかりと背負ってお約束を一つずつ丁寧に着実に実行していくことを皆様にお誓い申し上げます」 3区では自民党・前職の坂本哲志氏が野党2人を制した。 ■坂本哲志氏 「我々の地方をよくすることがこの日本を素晴らしい国にすることとになる、そう信じて今日から、今この時から活動を開始してまいります」 与野党の前職の一騎打ちとなった4区。現職の総務大臣として臨んだ自民党・前職、金子恭之氏が、立憲民主党・前職の矢上雅義氏を退け8回目の当選を決めた。 ■金子恭之氏 「被災地をかかえる議員として大臣として地方の復興、災害からの復興を皆さん方にお約束を申し上げてご挨拶と申し上げます」 選挙区で候補者の一本化を図り共闘で挑んだ県内の野党。比例復活にも届かず衆議院の議席を失った。 県内の小選挙区の投票率は56.4%で前回から0.62ポイント下回り戦後2番目に低い水準となった。
自民前職が議席守る一方無所属新人が初当選【衆院選・熊本選挙区】(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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