今オフにメッツからフリーエージェントとなった強打者ハビエル・バエス内野手が、12月2日を前に新契約をまとめる可能性があるようだ。米メディアSNYが伝えている。

バエスについては複数の球団が熱視線を送っており、メッツもその1つ。両者は互いに関心があることを明らかにしており、バエスはオーナーのスティーブ・コーエン氏が描くチームビジョンと勝利の文化を作り上げるという意欲を評価しているという。

バエスは遊撃手を務めることが多いが、メッツのフランシスコ・リンドア遊撃手と仲が良く、同選手とともにプレーするためなら、ポジションチェンジも構わないとの姿勢を示しているようだ。

なお、MLBと選手会の労使協定は12月1日に有効期限を迎えるが、現在行われている新労使協定がそれまでに締結しない場合は、同月2日午前0時からオーナー陣によるロックアウト(閉鎖)が行われる可能性がある。

そうなると、MLBですべてのチーム編成の動きが止まり、フリーエージェントの選手との契約も停止に。このため、複数のエージェントと専門家は、バエスやコーリー・シーガー内野手がロックアウトを前に新契約をまとめる可能性があるとの見解を示している。