[29日 ロイター] - 米マクドナルドが29日発表した第1・四半期決算は、世界既存店売上高の伸びが市場予想を上回った。一部市場での新型コロナウイルス感染抑制策の緩和や米国で実施された刺激策が寄与したほか、米国で投入したチキンサンドイッチやナゲットの新メニューが好調だった。
世界の既存店売上高は7.5%増と、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の4.71%増を上回った。ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は、新型コロナ禍前の2019年の伸びを超えたと指摘した。
米既存店売上高も13.6%増と、市場予想の9.25%増を上回った。
英国やオーストラリア、カナダの国際市場も好調だった。
純利益は15億4000万ドル(1株当たり2.05ドル)と、前年同期の11億1000万ドル(同1.47ドル)から増加。特別項目を除く1株利益は1.92ドルと、アナリスト予想の1.81ドルを上回った。
売上高も9%増の51億2000万ドル。予想は50億3000万ドルだった。
世界6市場で導入されているマクドナルドのデジタルアプリのアクティブユーザー数は4000万人。米国でのユーザーが約半数を占める。
マクドナルド、第1四半期好調 売上高伸びコロナ禍前の水準超える - ロイター (Reuters Japan)
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