下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷する事故が起きた千葉県八街市立朝陽小学校では、約5年前にも児童4人がトラックに巻き込まれる事故があった。繰り返された悲劇に、市教委は「子どもたちは十分注意をしていた。大人がルールを守らないと子どもたちの命を守れない」と話した。
5年前の事故は2016年11月2日朝、同市文違(ひじかい)の国道409号で、集団登校中の列にトラックが後ろから突っ込み、児童4人が重軽傷を負った。市教委は事故後、交通安全の指導を徹底し、通学路の危険な場所を洗い出し、注意を促してきた。
今回の事故現場は、見通しが良い直線道路で、危険個所には含めていなかった。ただ、通学時には常に危険があるとの指導をしてきたという。
しかし、同じ小学校で事故が起きてしまった。今回の事故を起こした運転手から、基準値を超えるアルコールが検出されたとの報道もあり、市教委の担当者は「本当にやるせない」と話し、「二度と起こさないように各学校を指導するが、根本的に大人がルールを守らないといけない」と強調した。
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同じ小学校で5年前にも同様の事故 千葉・八街市で児童の列にトラック - 東京新聞
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