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Tuesday, March 9, 2021

フランス教師殺害事件、女子生徒が事件前にうそをついていたと認める - BBCニュース

A protester wearing a face mask holds a sign in French that reads: 'I am Samuel'

フランス・パリ近郊で昨年10月に起きた男性教師の殺害事件で、同教師が勤務していた学校の女子生徒(13)が事件前にうそを述べ、同教師に関して誤った情報を広めていたと認めた。弁護士が8日、明らかにした。

被害者サミュエル・パティ氏(47)は、授業でイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を生徒に見せ、後日に首を切断されて殺害された

殺害犯とされるアブドゥラフ・アンゾラフ容疑者(18)は、事件発生からまもなく警官に射殺された。

パティ氏をめぐっては、女子生徒の苦情をきっかけに、同氏を批判するキャンペーンがオンラインで起きていた。

この女子生徒は、パティ氏が授業で風刺画を取り上げた時に教室にいたように話をしていた。だが、実際にはいなかったことを認めたという。

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エマニュエル・マクロン大統領は、同国最高のレジオンドヌール勲章をパティ氏の家族に贈った。

女子生徒のうそから

女子生徒は当初、パティ氏について、言論の自由と不敬行為に関する授業で風刺画を見せる間、イスラム教徒の生徒に教室を出るよう求めたと、父親に話した。

預言者ムハンマドを絵などで描くことは、イスラム教の世界で広くタブーとされる。イスラム教徒からは、かなり侮辱的な行為だとみなされる。

女子生徒から話を聞いた父親は、パティ氏を法的に訴えるとともに、憎悪をあおるキャンペーンをオンラインで始めた。

このキャンペーンについては、パティ氏殺害事件の直後に検察当局が、殺害行為との間に「直接的で予期せぬ関連」があったとの見方を示していた。

女子生徒が父親に虚偽の話をしていたことについて、この生徒の弁護士ムベコ・タビュラ氏は、「クラスメートたちから広報担当者になるよう頼まれ、逃げられない状況にどんどんはまり込んでいく感覚に陥り、うそをついた」とAFP通信に話した。

特に繊細な問題

今回の事態を受け、女子生徒は名誉毀損の罪に問われている。一方、父親とイスラム教徒の指導者は、殺人の共犯者として訴追されている。

イスラム教と表現の自由をめぐる問題は、フランスでは極めて繊細な事柄となっている。

2015年には、預言者ムハンマドの風刺画を掲載した風刺週刊紙「シャルリ・エブド」の編集部がイスラム教過激派に襲撃され、12人が殺害された。

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