自民党の安倍前総理大臣が月刊誌のインタビューで、菅総理大臣の後任の総裁候補として茂木外務大臣、加藤官房長官、下村政務調査会長、それに岸田前政務調査会長の4人の名前を挙げたことを受けて、4人からはそれぞれ「光栄だ」などと発言が相次ぎました。
このうち茂木外務大臣は、派閥の会合のあと記者団に対し「尊敬する安倍前総理大臣から名前を挙げていただき大変光栄だと思っているが、菅内閣の一員として外交という重要な仕事を担っている。新型コロナ対策にも最優先で取り組まねばならず、集中していきたい」と述べました。
また、岸田前政務調査会長も「安倍氏の真意は直接聞いていないが、評価されているのであれば光栄なことだ。ただ、評価はどうであれ、自分自身は政治家としてしっかり努力していかなければならない」と述べました。
一方、加藤官房長官は、26日の記者会見で「評価をいただけてありがたいことだ。菅内閣の官房長官という立場で、内閣一体となって成果が出せるよう職責を果たしていきたい」と述べたほか、下村政務調査会長も「光栄なことだが党の政務調査会長を担っているので、しっかりと菅総理大臣を支えていくというのが今の立場だ」としています。
安倍前首相の「ポスト菅」発言 名前挙げられた4人 発言相次ぐ - NHK NEWS WEB
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