アメリカのIT大手アマゾンが3月までの3か月間の決算を発表し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でネット通販の利用が引き続き増えたことなどから、最終利益が前の年の3倍余りと、大幅な増収増益となりました。
アマゾンは29日、ことし1月から先月までの決算を発表し、売り上げは1085億1800万ドル、日本円で11兆8000億円余りと、前の年の同じ時期と比べておよそ44%増えました。
また、最終的な利益は81億700万ドル、日本円で8800億円余りと、3倍余りに増え、大幅な増収増益となりました。
これは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ネット通販の利用が引き続き増えたほか、ネット経由でデータの保存などを行うクラウド事業も拡大したためです。
また、ことし6月までの3か月間の業績について、アマゾンは売り上げが前の年の同じ時期に比べて最大で30%程度増えるという見通しを示しました。
アメリカでは今週、アップルやフェイスブックなども決算を発表しましたが、自宅で利用できるサービスの需要の高まりから各社とも好調な内容となっていて、コロナ下でも巨大IT企業の業績の拡大が続いています。
米 アマゾン 最終利益が前の年の3倍余 大幅な増収増益 - NHK NEWS WEB
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