千葉県船橋市の4人の職員が定時の2分前に職場から退勤してほかの職員に定時での退勤を代理で打刻させる不正を繰り返していたことがわかりました。いずれも定時の退勤では間に合わない同じバスに乗るためこうした行為を続けていたということです。
船橋市教育委員会によりますと、不正が明らかになったのは、生涯学習部の50代から60代の女性職員3人と、以前、生涯学習部に所属していた20代の男性職員1人の合わせて4人です。
4人は、平成25年4月からことし1月の間、それぞれ同じ出先機関に勤務していて、定時の午後5時15分よりも2分早く退勤して、ほかの職員に定時での退勤を代理で打刻させる不正を繰り返していたということです。
職場近くのバス停から午後5時17分に出発するバスがあり、定時に退勤するとこのバスに間に合わないため、不正を繰り返していたということです。
次のバスの出発時刻は、およそ30分後で、4人は不正を認め、反省と謝罪の態度を示しているということです。
船橋市教育委員会は、4人のうち1年8か月の間に300回以上不正を繰り返した50代の女性職員を減給の懲戒処分とし、残る3人を訓告や厳重注意としました。
船橋市教育委員会では「重く受け止め、深くおわびします。信頼回復に努めます」としています。
定時2分前に退勤 代理打刻させる不正 理由は“バス”千葉 船橋 - NHK NEWS WEB
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