福島第一原子力発電所の事故から11日で10年になるのに合わせ、原発に反対する市民グループなどが東京電力の前で集会を開き、再稼働反対などを訴えました。
都内の東京電力の本社前で行われた集会にはおよそ550人が参加しました。
そして「原発再稼働断固反対」などと書かれた横断幕やのぼりを掲げ「福島の事故は終わっていない」とか「責任を取って原発をやめろ」などと声を上げていました。
福島県いわき市から自主避難しているという52歳の男性は「地震が起きるたびに原発がどうなのか心配になる。電力会社は、ひとたび事故が起きれば周辺の人が避難するようなリスクがあるものを動かしている自覚が本当にあるのか。先日の地震でも地震計が壊れていたという話があり、こんないいかげんな状態で原発は動かせないと思う」と話していました。
また、都内に住む83歳の男性は「福島で暮らす人も大変だが、避難した人も生活が大変だという話を聞き、何か行動を起こさないといけないと思って参加した。国民の中でも多くの人が原発に反対していると思うが、もう少し声を上げたり行動することをやってもらいたい」と話していました。
福島第一原発事故10年 東京電力前で原発に反対する集会 - NHK NEWS WEB
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