霧島神宮 国宝指定を前に特別公開[12/02 19:55]
先月、国の文化審議会が霧島神宮の社殿を国宝に指定するよう答申したことを受け、霧島神宮で2日から社殿の公開が始まりました。普段は見ることができない本殿などが一般に公開されました。
国宝に指定されることになったのは、霧島神宮の拝殿と幣殿、それに本殿で、国の文化審議会が先月、「国宝にふさわしい」として文部科学大臣に答申しました。今後、数か月の間に国宝に指定されることになっており、それを前に、霧島神宮では2日から事前予約をした人への公開が始まりました。
公開されたのは、拝殿と幣殿、本殿で、霧島神宮の神職が参拝者に歴史や文化的価値などの解説を行いました。
1715年に薩摩藩主・島津吉貴によって建てられた現在の社殿は、拝殿から本殿への急な階段で高低差を表現した構成や、東アジア圏に分布している龍柱などの彫刻や絵画による豊かな装飾が「近世に発達した建築装飾意匠の集大成の一つ」で「文化史的な意義も深い」と評価されました。
(参拝者)「(本殿をのぞきながら)すごいね」
(参拝者)「感動した。昔の人は凄いなと思った。背筋がピンと伸びた。国宝に指定されたことは誇りに思う」
(参拝者)「県外の友達にも知らせて、たくさん、霧島、鹿児島に来てもらえたらと思う、ちょっと自慢です」
(霧島神宮 山口良知権禰宜)「龍柱をはじめ、数々の装飾品がありますので、より多くの人にご本殿の素晴らしさを見て頂ければと思う」
この特別公開は、1日4回、事前予約した1回最大50人を定員として今月は23日まで行われますが、ほぼ予約で埋まっており、3月と4月にも追加で実施する予定です。
MBCニュース | 霧島神宮 国宝指定を前に特別公開 - 南日本放送
Read More
前
No comments:
Post a Comment