時事通信は同日、「河野・岸田氏、日朝首脳会談に前向き 高市氏ら台湾有事に言及 自民総裁選」の記事を配信した。 中国が台湾への圧力を強めている。この問題に高市早苗・前総務相(60)は「台湾有事の可能性は高いと考えて備えをしなければならない」と討論会で発言したと伝えた記事だった。 ネット上で高市氏の人気は高い。メディアも注目している。主な記事を3本、タイトルだけご紹介しよう。全て電子版だ。 ▽「総裁選、『高市氏の言葉』にネット民が熱狂する訳」(東洋経済ONLINE:9月15日) ▽「ネット検索は『高市早苗』が先行? 立候補予定者の『派閥』『家系図』にも高い関心」(読売新聞:9月16日) ▽「総裁選出馬の高市早苗氏のネット人気が急上昇 『軍師』には安倍前首相、櫻井よしこ氏も」(AERA dot:9月17日) 政治担当記者は、「高市さんは8月に『週刊文春』で総裁選に立候補する意向を発表し、9月8日に出馬会見を開きました」と解説する。 「当初は、20人の推薦人を集められるか疑問視する声もあり、ご本人もそれを認めていた時期がありました。ところが、菅義偉首相(72)が9月3日に退陣を表明すると、翌4日に安倍晋三・前首相(66)が高市さんを支持すると、新聞社などが報じたのです」
安倍前首相の“スピード”
安倍氏の支持表明に、大きな注目が集まった。4日に通信社や新聞社は、速報に近い記事を配信した。こちらも見出しだけをご紹介しておく。 ▽「ポスト菅の争い始動、自民総裁選 安倍前首相は高市氏支持」(共同通信) ▽「自民総裁選、動き本格化へ 安倍氏、高市氏を支援-岸田氏『党員に発信』」(時事通信) ▽「自民総裁選 安倍氏は高市氏を支持」(産経新聞) 現在の高市氏は無派閥だが、1996年に新進党を離党して自民党に入党した際には、当時の森派(註:清和政策研究会、現在は通称「細田派」)に所属した。 「安倍さんも同じ派閥ですから、2人は旧知の間柄なのです。また国家観など政治スタンスが近いことも間違いありません。とはいえ、菅さんが総裁選の不出馬を表明したばかりなのに、安倍さんはいち早く高市さん支持を表明した。このスピードには、永田町では『ずいぶん早いね』という声が上がっていました」(同・記者) 安倍前首相は16日、Twitterでも高市氏支持を表明した。どうしてこれほど熱心に支持するのか、その理由を安倍首相に近い自民党議員が明かす。
高市早苗の後ろ盾は安倍前首相ではなく森喜朗元首相?「勝手補佐官」で強固な師弟関係(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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