水泳の男子シンクロ高飛び込みの村上和基(32)はこの日の試合前、結婚した。
ダンサーの妻が「夢がかなった日を記念日にしたい」と決めた。試合開始6時間前の午前9時、役所に婚姻届を出してくれた。
村上は2012年ロンドン五輪の出場を逃した後に引退し、ボートレーサーを目指していた。20年五輪の開催地が東京に決まり、「地元でのオリンピックに出たい」と現役に復帰。今年5月に五輪代表に内定し、「できる限りのことをやってきた」。
4年半交際してきた妻は試合前、こう言って、送り出してくれた。
「一緒に戦ってこられたことが幸せ。楽しんできて」
11歳下の伊藤洸輝と挑んだ試合は、最下位の8位だった。
「緊張感の中で練習してきた。悔しい気持ちと、解放された気持ち。小さい頃から夢に見てきた舞台。コロナ禍の中で開催してくださって、出場できて、本当に感謝しています」
妻にも「ありがとう」と言い…
この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。
残り:128文字/全文:524文字
試合6時間前に結婚、高飛び込みの村上和基 妻「夢がかなった日に」 [飛び込み] - 朝日新聞デジタル
Read More
前
No comments:
Post a Comment