北海道開発局の士別道路事務所による官製談合事件で、26日に逮捕された前所長が一部の業者から依頼され、指名競争入札に参加させる業者リストの中身を入れ替えていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
北海道開発局士別道路事務所の前の所長、松久浩容疑者(58)は去年、国道の補修・設計業務の指名競争入札で特定の参加業者が落札するよう便宜を図ったとして、26日、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。
また、便宜を受けて落札したとされる建設コンサルタント会社の社長も入札妨害の疑いで逮捕されています。
北海道開発局では4000万円以下の発注工事で指名競争入札が行えることになっていて、今回の入札にも道路事務所から指名を受けた10社が参加していました。
捜査関係者によりますと、この10社を選定するにあたり、松久前所長が一部の業者から依頼されて指名業者の予定リストを入れ替え、談合に従わないとみられた業者をあらかじめ排除していたということです。
警察は、前所長が業者側の意向をくむ形で官製談合を繰り返していた疑いもあるとみて、さらに調べています。
官製談合事件 士別道路事務所前所長 依頼され業者入れ替えか|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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