２１日から学生や教職員などを対象にした「職域接種」が始まる近畿大学で１９日、リハーサルが行われ、参加した医師などが円滑に接種を進めるための手順を確認していました。
近畿大学は学生や教職員などあわせて３万４０００人を対象に、２１日から「職域接種」を始める計画で、１９日は、東大阪市のキャンパスで医師や看護師などが参加してリハーサルが行われました。
会場となる体育館では、医師が接種の対象者に見立てたスタッフを相手に、問診で体調をたずねたりワクチンに対するアレルギーや持病の有無について確認したりしていました。
また接種を行うブースでは、看護師が問診票に漏れがないか、調べたあと、接種の手順を確かめていました。
近畿大学によりますと、１９日午前８時時点で、対象者の４割にあたるおよそ１万４５００人が予約を済ませているということです。
リハーサルに参加した近畿大学病院看護部の笠井千秋看護部長は「会場には初めて来ましたが、夏場で暑くなりやすくなる中、かなりの人数が来るので、暑さ対策が必要だと感じました。ワクチンの安全な接種を進めるために情報を共有して、当日に臨みたいと思います」と話していました。
東大阪市 近畿大学で「職域接種」の開始を前にリハーサル｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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