Rechercher dans ce blog

Friday, June 18, 2021

倶知安観光協会が職域接種へ 冬を前に受け入れ態勢整える|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

後志の倶知安町の観光協会は、地域の宿泊や飲食業などの従業員や家族を対象にワクチンの職域接種を実施することにしています。外国人観光客の減少で打撃を受ける中、地域ぐるみで接種を進めることで、冬を前に受け入れ態勢を整えることにしています。

倶知安観光協会は、会員を中心とする町内の企業の従業員とその家族を対象にワクチンの職域接種を実施することにしています。
すでに募集を終えていて、宿泊業や飲食業など215社、あわせて2620人から接種の希望が寄せられたということです。
接種は、町内のリゾートホテルが所有する建物で来月上旬から始め、8月中に完了する見込みだということです。
倶知安町を含めた「ニセコ地区」では、外国人観光客の減少で大きな打撃を受けています。
ことしの冬の観光シーズンには、観光客を本格的に受け入れられるとみて、その前に態勢を整えることにしています。
倶知安観光協会の田中義人統括業務執行理事は「世界のウインターリゾートのニセコとしてしっかりと受け入れ態勢を作っていきたいという思いで職域接種を決断しました。エリア全体でワクチンを打って『ウェルカムだよ』という態勢をつくり、世界に情報発信していきたい」と話していました。

【観光客大幅減少】
倶知安町によりますと、昨年度、町内を訪れた観光客の数は前の年度の149万3400人から69%減り、46万4000人だったということです。
これは統計を取り始めた1980年度以降、最も少なくなりました。
また、このうち外国人の宿泊客の数は、入国制限の影響が直撃し、前の年度の11万8170人から97%減り、過去最少の3847人にとどまったということです。

【“安心材料の一つに”】
倶知安町の「ニセコひらふ」地区で30年にわたって夫婦でペンションを経営する石川加鶴子さん(61)も職域接種を希望しました。
石川さんのペンションでは、去年の12月からことし3月にかけて冬の観光シーズンの予約は、例年の2割にも満たなかったということです。
また、この期間、例年は宿泊客のうち6割近くを占める外国人観光客も、1人も訪れなかったということです。
ペンション「あいらんど」の石川さんは「シンガポールのお客様が『もうワクチン打った?』っていうメールをくれたりして、オーナーが接種しているかどうかは安心材料の1つなのかなと感じています。ニセコが大好きなお客様が少しでも安心感を持って帰ってきてほしい」と話していました。

Adblock test (Why?)


倶知安観光協会が職域接種へ 冬を前に受け入れ態勢整える|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
Read More

No comments:

Post a Comment

英政府、水際対策で全ての渡航者に渡航前検査の再導入を発表(英国) | ビジネス短信 - ジェトロ(日本貿易振興機構)

英国政府は12月4日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の感染拡大を受け、イングランドに渡航する12歳以上の全ての人に、入国前48時間以内のPCR検査または迅速抗原検査の陰性証明の提示を義務付けることを発表した( プレスリリース )。同措置は、12月7日午前4時から適用され...