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Wednesday, June 23, 2021

【ホームズ】家を建てるタイミングは、子どもを授かる前と後どちらがいい? | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)

家を建てるタイミングについては、さまざまな考え方があります。結婚や出産といったライフイベントを機に、マイホームへの関心を高める人も多いでしょう。

今回は家を建てる時期について、子どもを授かる前と授かった後の状況を比較しながら、どのように考えたらいいか解説します。また、育休中に住宅ローンを組む際の注意点についてもみていきましょう。

家を建てるタイミング

マイホームを取得するタイミングについて、ここでは「年齢」「住宅ローン返済」「ライフイベント」の3点から、住宅購入に影響を与えるポイントを見ていきましょう。

国土交通省の「令和元年度住宅市場動向調査報告書」によれば、注文住宅を建てた世帯主の年齢層において、もっとも大きな割合を占めているのが30代です。また、平均年齢は40.9歳となっており、多くの人が30代~40代前半に家を建てていることが分かります。

購入者の年代が30代に集中しているのは、住宅ローンの完済時年齢が影響を与えていると考えられます。一般的な住宅ローンでは、返済期間の最長が35年となっており、30歳であればちょうど退職するタイミングでローン完済となります。

一方、40代後半になると、最長でローンを組んだ場合には退職後の返済が苦しくなってしまうケースが少なくありません。そのため、長期ローンを前提とすると、30代のうちに組んだほうがいいと考えられるのです。

ただ、40代、50代まで貯蓄を続ければ、その分だけ住宅ローン借入額を圧縮できるため、返済期間を長く取る必要もなくなります。どちらを選択するかは、家庭の事情や個人の価値観によって大きく異なる部分です。

ライフイベントのうち、マイホームの取得を特に意識するのはやはり出産です。世帯人数が増え、それまでの賃貸物件が手狭に感じられることもあるため、一戸建てを検討するのも自然だといえます。

子どもを授かる

子どもの誕生を機に家を建てたいと考えたときに、ひとつの分岐点となるのが「子どもを授かる前と後ではどちらがいいか」という点です。ここでは、それぞれのメリットを比較してみましょう。

  • 妊娠中・育児中の負担が軽減される
  • 引越しの荷物が少ない
  • 出産後の環境変化が少ないため子育てに専念できる

妊娠中はもちろんのこと、出産後しばらくの間も育児で何かと忙しくなり、なかなか身動きがとれなくなってしまいます。その前に家を建てておけば、環境の変化も少なくなるため、安心感を得られるでしょう。

特に注文住宅の場合は、考えなければならないポイントが多岐にわたるため、できればじっくりと夫婦で向き合える時間を取りたいものです。後悔しない家づくりを行うためには、比較的にゆとりのあるタイミングを選ぶことも大切となります。

  • 子どものいる生活を具体的にイメージできる
  • 子どもの人数や性別が明確なため、間取りを決めやすい
  • ライフスタイルの変化に対応しやすい

子どもを授かった後に家を建てるメリットとしては、子育てに必要な環境をしっかりと把握したうえで家づくりに向き合えるという点が挙げられます。子どもの人数や性別が明確な状態であれば、間取りも決めやすくなるため、家庭の状況にマッチした家づくりを行えるのです。

家を建てるタイミング

子どもを授かる前に家を建てる場合には、生まれてからの変化を具体的に想像する必要があります。ここでは、主な注意点を3つに分けて見ていきましょう。

出産後は育児にお金がかかるため、それまでと家計の収支が変化します。特に夫婦共働きの家庭では、一時的に収入が減少するケースも少なくありません。

そのため、それまでの収支を前提に返済計画を立てると、出産後のローン返済が苦しくなってしまいやすいのです。

これから出産を考える際には、世帯の構成人数にも目を向けておく必要があります。長く住み続けることを考えれば、子どもの成長に合わせて相応の部屋数が必要となるため、ライフプランを明確に立てておきましょう。

出産前の段階では、子育てしやすい環境や立地について、できるだけ幅広い情報を集めておくことが大切です。賃貸とは異なり、簡単に住まいを変更することはできないため、先々の見通しが重要になってくるのです。

目を向けたいポイントとしては、「保育園や小学校の事情を調べておく」「子どもの騒音対策を考慮しておく」「公園・病院などの周辺環境を調べておく」といったものが挙げられます。また、自治体によっては子育て世帯への手厚い支援を行っているところもあるので、住みたい地域の状況を詳しく調べておきましょう。

家を建てる

出産後に家を建てる際にも、基本的な注意点に変わりはありません。しかし、母親の負担などに考慮して、タイミングを慎重に見極める必要があります。

産後しばらくの間は、心身ともに負担を感じやすいタイミングとなるため、引越しは避けたほうがいいでしょう。また、赤ちゃんを見守りながら引越し作業を行うのは負担が大きいため、もしも、やむを得ず引越しをする場合は、一時的に預けられるような環境を確保することも重要です。

共働き家庭で、引越し後すぐに職場復帰を考えている場合には、転居先の保育園の状況も事前に調べておく必要があります。自治体の窓口に問合せれば、空き状況とともに入園しやすい時期なども教えてもらえるため、あらかじめ確認しておきましょう。

育児休暇

時代の流れとともに働き方は大きく変化し、現在では女性だけでなく男性の育休取得も増えています。育休中には一時的に収入が減少してしまうため、そのタイミングで住宅ローンを組む際には何かと不安を感じやすいものでしょう。

ここでは、育休中の住宅ローン利用について詳しく解説します。

育休中に住宅ローン審査を受ける場合には、原則として「出産前の年収」と「復職後に想定される年収」が審査の対象となります。一時的に収入が低下している状態でも、本来の収入が十分であれば審査に通る可能性があるのです。

住宅ローンは本来、長期にわたって返済を行うものであるため、利用者の「収入の継続性」が重視されます。つまり、育休中の収入状況よりも、「問題なく復職を果たせるのか」が重要なポイントだといえるのです。

そのため、審査を受ける際には育休取得前の「源泉徴収票」や「確定申告書」とともに、復職予定時期が記載された「育児休暇証明書」などを揃えておく必要があります。

住宅ローンのなかには、育休中の優遇措置が設けられている商品もあります。たとえば、産休・育休中の支払いを利息のみにして、元金の据え置きが認められるケースです。

また、産後の一定期間にわたって金利が軽減されたり、子育て中の家計事情に合わせて返済額の増減を認めてもらえたりするものもあります。金融機関や商品ごとの特徴を調べて、実情に合ったものを選ぶことが大切です。

家のリビング

  • 家を建てるタイミングは、購入時年齢や住宅ローン完済時年齢、出産などのライフイベントから考える
  • 出産前に家を建てておけば、落ち着いた環境で育児に専念できる点がメリット
  • 注文住宅には時間と手間がかかるため、出産後に落ち着いてから取り組むのもひとつの方法
  • いずれにおいても、子どもの教育環境を想定して立地・間取りを慎重に考えることが重要
  • きちんと要件を満たせば、育休中でも住宅ローンを組める

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