東京・千代田区の前区長が所有するマンションの部屋が一般には販売されない「事業協力者住戸」だった問題で東京地方検察庁は31日、区議会の百条委員会でうその証言をしたとして偽証などの疑いで刑事告発されていた前区長を不起訴にしました。
千代田区の石川雅己前区長(80)をめぐっては、家族と共同で所有するマンションのおよそ1億円の部屋が、一般には販売されず土地の所有者などに提供される「事業協力者住戸」と呼ばれる部屋だったことが明らかになり、去年6月、区議会の百条委員会でうその証言をしたなどとして偽証と証言拒絶の疑いで刑事告発されていました。
これについて東京地方検察庁は、関係者から事情を聴くなど捜査した結果、偽証の疑いについては「うそをついたという事実は認められない」として嫌疑なしで、証言拒絶の疑いについては嫌疑不十分で、いずれも不起訴にしました。
また検察は、正当な理由なく百条委員会への出頭を拒んだなどとして区議会から告発されていた石川前区長の妻についても、嫌疑不十分などで不起訴にしました。
前千代田区長が不起訴に 東京地検 偽証など疑いで刑事告発|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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