いちき串木野市立学校給食センター=同市西薩町
補助金は、昨年3月にコロナ対策で全国一斉に実施された臨時休校に伴い、給食納入業者救済のため国の財源から交付された。市議会は昨年7月、対象の2事業者に給付する計119万5000円を含む一般会計補正予算案を可決。市が9月に各事業者へ振り込んだ。
関係者によると、前所長は昨年6月、「早急に給付すべき」などとして、独自に給食会計で予算を編成。学校長らで構成する市学校給食会の承認を得て、市議会が可決した給付額と同額をセンターの口座から引き出した。
今年4月、センター職員から市に「119万5000円の欠損金がある」と報告があった。前所長は市の聴取に当初「昨年7月ごろ、2業者へ現金で手渡した。市が振り込み、二重払いとなったので現金で返金してもらった。その後、車上荒らしに遭った」と説明したという。
前所長は今年4月、市の別部署に異動。5月下旬に全額弁済した。前所長は取材に対し「紛失した非はあるが、着服などは一切していない」と答えた。
コロナ救済金120万円紛失 給食センター前所長「車上荒らしに」 市は警察に捜査依頼 鹿児島・いちき串木野 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞
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