急展開 3年前の殺人容疑で「紀州のドン・ファン」元妻を逮捕
事件から3年。「紀州のドン・ファン」と呼ばれた男性の不審死は、55歳年の離れた元妻が逮捕されるという展開になりました。こちら田辺署では11時から警察の会見が行われていて、逮捕の決め手については「男性が自殺した可能性が払拭されたこと」としています。これまでの経緯をまとめました。
「本日午前5時14分、被疑者を通常逮捕しました」(和歌山県警 徳田太志刑事部長)
殺人などの疑いで逮捕されたのは、東京都品川区に住む元妻の須藤早貴容疑者(25)です。
「いま元妻の女が出てきました。連行されていきます」(記者)
警察によりますと、須藤容疑者は2018年5月、和歌山県田辺市の会社社長・野崎幸助さん(当時77)の口から覚醒剤を摂取させ、急性覚醒剤中毒にさせて殺害した疑いなどが持たれています。
Q.この時計でおいくらくらいする?
「450万」(野崎幸助さん)
Q.これは1000万円?
「そうそう。私はいつも7億くらい自分の家に置いている」(野崎幸助さん)
野崎さんは金融業や酒の卸売業など幅広く事業を展開していた資産家で、自宅には常に多額の現金や貴金属を置いていました。その派手な生活は金品だけではありませんでした。
「いい女を抱くためだけに私は大金持ちになった」(著書「紀州のドン・ファン」より)
これまでに4000人の女性と交際し、30億円を貢いだと公言していた野崎さん。スペイン演劇に登場する女性好きの人物の名前をとって「紀州のドン・ファン」を自称し自伝を出版していました。
3年前にモデルをしていた55歳年下の須藤容疑者と結婚しましたが、そのわずか3か月半後に野崎さんが自宅の2階で倒れているのが見つかりました。発見したのは、妻だった須藤容疑者でした。発見当時の状況を見たという野崎さんの家で家政婦をしていた女性は・・・
「1人で上にいたんです。椅子に座っていました」(家政婦 当時)
司法解剖の結果、野崎さんの死因は急性覚醒剤中毒で、血液や胃、肝臓などから覚醒剤の成分が検出されました。
Q.(野崎さんが)覚醒剤を使用したのを見たり、そういう現場にいたことは?
「・・・」(須藤早貴容疑者 2018年6月)
そして28日朝、殺人などの疑いで逮捕された須藤容疑者は、東京・品川区の自宅から和歌山県警田辺署に移送され、取り調べが行われています。
和歌山県警の会見では、認否については明らかにされませんでした。動機などについては今後の捜査で明らかにしていくとしています。
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