[東京 22日 ロイター] - <13:20> 日経平均は高値圏でもみあい、決算前の調整一巡との見方 日経平均は2万9000円―2万9100円の高値圏での推移となっている。東京や 大阪などで緊急事態宣言発令の方向となり、「悪材料が出そろってきた」(国内証券)と されるほか、きょうから始まる国内企業の決算シーズンを前に、事前のポジション調整が ある程度一巡したとの見方も聞かれる。 SBI証券の鈴木英之投資調査部長は、これまでのところ自律反発の域を出ないとみ ながら、「足元の売りをこなせば、もう少し上もありそうだ」と話している。 <11:45> 前場の日経平均は大幅反発、米株上昇を受け買い戻し活発化 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比591円38銭高の2万9099円9 3銭となり、大幅に反発した。前日の米国株式市場の上昇を受け、急反発してスタート。 主力銘柄を中心に幅広く買い戻しの動きが広がった。 前日の米国株式市場では、ダウ工業株30種 とS&P総合500種指数 、ナスダック総合 の主要3指数がそろって上昇。ドル/円は108円を挟んだ動 きで、VIX指数(恐怖指数)も心理的節目の20を下回る17台だった。前日に日銀が ETF買いに動いたことも「買い安心感につながった」(国内証券)とされ、押し目買い が活発化した。 きょうの引け後に日本電産 などの決算発表が予定されており、決算シーズン が本格化する。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは、企業決算で今期業績 予想は5割程度の増益が見込まれるとし「昨日までの下落で株価収益率(PER)が下が っているだけに、上値余地はありそうだ」と話している。 TOPIXは1.81%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1140 億9100万円だった。東証33業種では石油・石炭製品を除く32業種が上昇した。海 運、鉄鋼、精密機器、電気機器の上昇が目立った。 個別では、前日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数 が反転したこと を受けて東京エレクトロン 、信越化学工業 をはじめ半導体関連株が堅調 。バルチック海運指数 が大幅上昇したことなどを手掛かりに日本郵船 、 商船三井 、川崎汽船 など海運株がしっかりだった。 一方、オンラインゲームの開発・運営を手掛けるコロプラ は大幅に3日続落 し年初来安値を更新した。ゲーム特許権侵害の訴訟で、任天堂がコロプラに対する損害賠 償請求額の引き上げを申し立てたことが嫌気された。 東証1部の騰落数は、値上がりが1991銘柄、値下がりが148銘柄、変わらずが 47銘柄と、ほぼ全面高の商状だった。 <11:05> 日経平均は堅調を持続、騰落数で値上がり銘柄数が86% 日経平均は堅調を持続。2万9000円台を回復した後も、値を消す気配が感じられ ない。午前11時現在、東証1部の騰落数で値上がり銘柄数が全体の中で86%を占めて いる。「値ごろ感から押し目買いが活発化している。ただ、決算発表を見極めたいとのム ードもあり、そうした意味で引け後に発表される日本電産 のガイダンスが注目さ れそうだ」(国内証券)という。 また「前日に日銀がETFを購入したが、前場段階でTOPIXが2%超下落してお り、新たな購入基準が示唆される格好となった。これも投資家の安心感を誘っている」( 雨宮総研代表の雨宮京子氏)との指摘もあった。 <10:38> 日経平均は高値圏でもみあい、一時2万9000円回復 日経平均は高値圏でもみあい。急反発して寄り付いた後もじりじりと上昇し、一時2 万9000円を回復した。「昨日までの2日間で1000円超の下落は下げすぎ」(国内 証券)として買いが継続している。 きょうは堅調な推移が見込まれる一方、国内での新型コロナウイルスの感染拡大の動 きや本決算への警戒感は根強く「上値を抑制する要因になりやすい」(国内証券)との声 も聞かれた。 <09:55> 日経平均は強もちあい、高寄り後も堅調地合いを持続 日経平均は強もちあい。2万8900円前後で推移している。米株高を受けて幅広く 物色され、高寄りした後も値を消す動きとはならず、堅調な地合いを持続。「買い戻しが 中心とみられ、まだ自律反発の域を出ていないが、買い一巡後に失速しない動きは注目で きる」(国内証券)という。 市場では「過剰流動性が下支えしている状態に変化はみられない。2万9100円台 にある75日移動平均線を回復できるかどうかが当面のポイントになる」(野村証券・投 資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声も聞かれた。 <09:05> 日経平均は急反発、米株上昇受け主力銘柄中心に幅広く物色 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比372円23銭高の2万9880 円78銭となり、急反発してスタート。前日の米国株式市場の上昇を受け、主力銘柄を中 心に幅広く物色されている。日経平均は一時、前日比400円を超す上昇となった。 <08:45> 寄り前の板状況、主力銘柄が総じて買い優勢に 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ < 6758.T>、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバン クグループ 、三菱UFJフィナンシャル・グループ など主力銘柄が総じ て買い優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック なども買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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