2000年前の「死海文書」60年ぶり発見 最も古い聖書の写本
およそ2000年前に書かれた旧約聖書の写本「死海文書」の断片が、およそ60年ぶりに発見されました。
深い渓谷の横穴にロープをつたって向かうイスラエルの調査隊。「死海文書」が発見されたのは、中東にある「死海」近くの砂漠です。
ロイター通信などによりますと、見つかったのは、およそ2000年前に羊の皮から作られた巻物の断片およそ80個で、十二小預言書と呼ばれる旧約聖書の一部である11行がギリシャ語で書かれていたということです。
旧約聖書の写本として最も古い「死海文書」は、1940年代に初めて発見されましたが、今回発見された断片は、それを補完する大きなカギとなることが期待されています。
「死海文書」と一緒に6000年前の子どものミイラや、1万500年前のカゴなども見つかっていて、イスラエル古代遺跡管理局は「砂漠の乾いた気候が良い保存状態を維持した」としています。
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