女子生徒へのみだらな行為で懲戒免職となった36年前の処分歴を隠していたとして、埼玉県教育委員会は22日、同県内の特別支援学校の男性講師(62)を懲戒免職とした。
発表によると、男性講師は福岡県内の中学校の教員だった1985年4月、自校の女子生徒にみだらな行為をしたとして懲戒免職となった。2020年8月に特別支援学校の講師となる際、福岡県での処分歴を記載していない履歴書を提出したことについて県教委は悪質性が高いと判断した。
男性講師は、1988年に埼玉県の中学校の臨時教員に採用され、90年に特別支援学校の教員として正式採用されたが、その際も処分歴を明かさなかったという。
文部科学省は2月、教員免許が失効した教員名を確認できる「官報情報検索ツール」の対象期間を過去5年分から40年分へ拡充。県教委によると、男性講師の教員免許は失効していなかったが、検索ツールで自らの処分歴が発覚すると思って教育委員会に相談し、事案が発覚した。
36年前に女子生徒へみだらな行為で懲戒免職、処分歴を隠し続けた講師を再び懲戒免 - 読売新聞
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