2021年03月11日22時56分
全日本私立幼稚園連合会(東京都千代田区)で4億円を超える使途不明金が発覚した問題で、連合会側が香川敬前会長(69)らを警視庁に刑事告訴したことが11日、関係者への取材で分かった。同庁が今後、事情を聴くなどして捜査を進めるとみられる。前会長は私的流用を否定しているという。
連合会によると、2019年度までの3年間で、約3億2000万円の資金が不正流出。20年度も香川前会長が昨年11月に辞任するまでの間、8000万円超の現金が口座から引き出された。関連団体の全日本私立幼稚園PTA連合会(千代田区、会長・河村建夫元官房長官)でも、20年度に約4100万円の流出があった。
通帳の偽造なども確認されており、香川前会長と両連合会などの口座を管理していた当時の事務局長の関与が疑われている。連合会の調査に「前会長の指示で入出金した」と説明している。
幼稚園連合会は全国の私立幼稚園団体で構成され、約7500園が加盟。関係者によると、告訴状は同連合会の会長代行と河村氏の連名で提出されたという。
幼稚園連合会が前会長ら告訴 4億円使途不明、警視庁に - 時事通信ニュース
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