富山港線、くす玉割り祝う
富山駅の南北を走る富山地方鉄道の路面電車が、駅の高架下で接続して一年を迎える二十一日に、駅北側に新しく二つの停留所が誕生する。利用開始に先立って二十日には、新停留所の一つ「オークスカナルパークホテル富山前」近くの富山市牛島町で式典が開かれた。 (西村理紗)市が新設したのは、富山港線のカナルパークホテル富山前と「龍谷富山高校前(永楽町)」。カナルパークホテル富山前は、岩瀬浜行きの電車のみが停車する。富山駅−インテック本社前−奥田中学校前の各停留所間の距離が遠かったため、利便性向上のために設置した。
式典には関係者十人が参加し、くす玉を割って開業を祝った。森雅志市長は「駅の北側はオーバード・ホールや富岩運河環水公園など、全国に誇れるような文化・観光施設が集約されている。アフターコロナを見据えて、大事な意義がある」と力を込めた。富山地方鉄道の辻川徹社長は「これからも市や地元の方、関係の皆さま方と連携しながら、便利になるようにさらに努力していきたい」と語った。
カナルパークホテル富山前と龍谷富山高校前は、二十一日始発から利用できる。同日は両停留所開業と南北開通一年を記念し、路面電車全線を無料で乗車できる。
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カナルパークホテル富山前と龍谷富山高校前 新停留所 きょう誕生 - 中日新聞
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