アメリカ政府は2日、トランプ前大統領が2019年に導入した移民政策「メキシコ待機政策」を修正した上で、再開すると発表しました。この政策は、メキシコからアメリカに不法入国し、難民申請を希望する人を審査期間中はメキシコ側に移送して待機させるもので、多くの対象者が長期間、治安の悪い環境に置かれ、問題となっていました。
バイデン大統領は「非人道的な措置だ」として、政権発足直後に大統領令でこの政策を撤回しましたが、今年8月、連邦最高裁がこれを認めない判断を下しました。これを受けて、バイデン政権は安全対策の促進や手続きの迅速化など人道面に配慮した修正を加えた上で、政策の再開を決定したものです。
ホワイトハウスのサキ報道官は「裁判所の決定に従って行う措置だが、大統領の考え方は変わっていない」と強調しています。
トランプ前大統領の移民政策 バイデン政権がやむなく復活 - TBS NEWS
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