愛くるしさから人気だった「スナネコ」の4姉妹がほかの動物園に、お引っ越しするのを前に栃木県那須町の動物園でお別れ会が開かれました。
「スナネコ」はアフリカの砂漠地帯などに生息する世界最小クラスのネコで、那須町の「那須どうぶつ王国」では、去年、国内での動物園で初めて繁殖に成功しました。
園では、「アミーラ」「ハディーヤ」「マシュリク」「サディーカ」の4姉妹が人気を集めてきましたが来月3日以降、県外の動物園にお引っ越しすることから、30日お別れ会が開かれました。
お別れ会は人数を限定して行われ、好物の馬肉などの餌やりが公開されたほか、飼育員が、いまは元気いっぱいの「アミーラ」のエピソードを披露し、生まれた直後には母親が育て方を分からず徐々に衰弱し、胸が切り裂かれる思いだったと語りました。
千葉県から訪れた女性は「いなくなるのは寂しいですが、移った先でもスナネコのかわいらしさを広めてほしい」と話していました。
動物園の荒川友紀飼育員は「たくさんの人たちにこの子たちが愛されていることが分かりました。引っ越し先でも人気ものになってほしい」と話していました。
園では、これまで別々に飼育していたスナネコの両親を同居させて新たな繁殖を目指すことにしています。
スナネコ4姉妹 引っ越しを前にお別れ会 栃木 那須町|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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