鹿児島県内の政党支部や政治団体が去年1年間に集めた政治資金の総額は、およそ13億9000万円で、前の年を0.5%上回りました。
県選挙管理委員会は、県内の政党の支部や政治団体が届け出た去年1年間の政治資金の収支報告書を30日に公表しました。
それによりますと、前の年からの繰越金を除いた収入の総額はおよそ13億9800万円で前の年を0.5%上回りました。
また、支出はおよそ12億9900万円で前の年を5.8%下回りました。
県選挙管理委員会は、「県知事選挙のほか、鹿児島市や薩摩川内市など立候補者数の多い自治体の議員選挙が相次いだ一方で、昨年度は国政選挙がなく支出は減少し、収入の上がり幅も例年に比べ小さくなっている」としています。
政治資金の収入の内訳は、▼個人や企業からの寄付が最も多く、およそ7億1900万円。
▼次いで、政党本部から支部などへの交付金がおよそ3億9000万円。
▼党費または会費がおよそ1億7200万円。
▼政治資金パーティーなどの事業収入がおよそ9000万円となっています。
また、政党別では、▼自民党が最も多く、4億1000万円余り。
▼次いで、共産党が1億8000万円余り。
▼公明党が4800万円余り。
▼当時の国民民主党が2600万円余り。
▼社民党が1700万円余り。
▼当時の立憲民主党が1700万円余り。
▼今の立憲民主党が1200万円余りとなっています。
届け出の対象となっている962の団体のうち、報告書を提出したのは全体の99%の952の団体で、前の年より0.2ポイント増え、統計が残る平成11年以降、最も高くなりました。
政治資金の収支報告書は30日から県のホームページで公開されています。
政治資金は前の年を0.5%上回る|NHK 鹿児島県のニュース - NHK NEWS WEB
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