航空自衛隊の南西方面航空隊が9月までの半年間に国籍不明機に対して行ったスクランブル=緊急発進の回数は、前の年度より75回多くなりました。
防衛省によりますと、航空自衛隊那覇基地に司令部を置く南西航空方面隊のスクランブル=緊急発進は、ことし4月から9月末までの半年間で269回と、前年度に比べ75回増えました。
南西航空方面隊も含めた全国の部隊が行った緊急発進の対象を国・地域別で見ますと、中国機に対してが前の年度に比べて47回増えて281回となり、全体のおよそ7割を占めました。
中国機の特異な飛行としては、ことし8月25日に中国軍の偵察用無人機「BZK005」と有人の情報収集機など2機のあわせて3機が、相次いで沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋まで飛行したのが確認されたのに続き、翌日も別の型の無人機と有人の情報収集機など2機が前日と同様のコースで飛行したことが確認されています。
防衛省・自衛隊は過去5年の平均では緊急発進の回数は少ない傾向にあったとした上で、引き続き動向を注視していくとしています。
スクランブル発進 前年度より75回増加 空自南西方面航空隊|NHK 沖縄県のニュース - NHK NEWS WEB
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