Rechercher dans ce blog

Wednesday, September 29, 2021

Windows 11にアップグレード不可!? 諦めるその前に:Tech TIPS - @IT - ITmedia

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

「Tech TIPS」のインデックス

連載目次

対象:Windows 10


Windows 11に無償アップグレード可能かどうかを調べる Windows 11に無償アップグレード可能かどうかを調べる
Windows 10は、無償でWindows 11にアップグレード可能だ。ただし、プロセッサやメモリ容量などの条件がある。それが合致していないとWindows 11にアップグレードできない。自分のPCが合致しているかどうか調べてみよう。

 Windows 11の提供が開始されると、既存のWindows 10も無償でWindows 11へアップグレード(アップデート)が行えるようになる。ただし、全てのPCが対象ではなく、Windows 11が実行できる「システムの最低要件」を満たしている必要がある。

 条件を満たしているPCに対しては、Windows 10の機能更新アップデートと同様、順次、Windows UpdateでWindows 11への更新プログラムが案内される。逆にいえば、条件を満たしていないPCでは、Windows 11が提供されるのを待っている状態なのか、条件を満たしていないのかが分からず、不毛にWindows Updateに案内が表示されるのを待つことになる。

 自分のPCが条件を満たしているかどうかを調べるには「PC正常性チェック」ツールを使うのが最も簡単だ。2021年6月24日(米国時間)にWindows 11が発表された際に、「PC正常性チェック」ツールが提供されたが、条件をクリアできなかった場合の表示が分かりにくかったため、ツールの提供が一時停止されていた。

 Windows 11の正式リリース日が迫り、改訂された「PC正常性チェック」ツールの提供が開始された。このツールの使い方と、条件を満たさない場合の対処方法を紹介しよう。

「PC正常性チェック」ツールを実行してみる

 WebブラウザでMicrosoftの「新しいWindows 11 OSへのアップグレード」ページを開き、「リリースに向けて」が表示されるまで画面をスクロールする。「互換性の確認」欄にある[PC正常性チェックアプリのダウンロード]リンクをクリックして、「WindowsPCHealthCheckSetup.msi」をダウンロードする。これを実行し、「PC正常性チェック」ツールをインストールする。

「PC正常性チェック」ツールをダウンロードする(2) 「PC正常性チェック」ツールをダウンロードする(2)
「互換性の確認」欄にある[PC正常性チェックアプリのダウンロード]リンクをクリックして、「WindowsPCHealthCheckSetup.msi」をダウンロードする。

 既に古いバージョンをインストールしている場合、「PC正常性チェック」ツールを実行すると、自動的に更新が行われるはずだ(更新されない場合は、再度、ツールをダウンロードしてインストールを行うこと)。

 「PC正常性チェック」ツールを実行すると、以下の画面が表示されるので、「Windows 11のご紹介」欄の[今すぐチェック]ボタンをクリックする。

 すると、要件を満たしている場合は、「このPCはWindows 11の要件を満たしています」と表示される。満たしていない場合は、「このPCは現在、Windows 11システムの要件を満たしていません」と表示され、満たしていない項目が表示される。さらに詳しい結果を確認したい場合は、[すべての結果を表示]ボタンをクリックすればよい。

「PC正常性チェック」ツールを実行する(1) 「PC正常性チェック」ツールを実行する(1)
「PC正常性チェック」ツールを実行すると、この画面が表示される。ここで[今すぐチェック]ボタンをクリックする。

「PC正常性チェック」ツールを実行する(2) 「PC正常性チェック」ツールを実行する(2)
チェックが行われ、Windows 11に対応しているかどうかの判定が表示される。[すべての結果を表示]ボタンをクリックすると、詳しい対応状況が表示される。

「PC正常性チェック」ツールを実行する(3) 「PC正常性チェック」ツールを実行する(3)
Windows 11に対応していない場合は、このようにどの項目が合致していないのかが表示される。

 以前のツールでは、プロセッサが対応していない場合、PCのプロセッサの型番を調べ、Microsoftが公開しているWindows 11の要件を満たすプロセッサ一覧の中から探す必要があった。改訂により、プロセッサが未対応かどうかが一発で確認でき、分かりやすくなった。

 メモリやストレージなどが不足していて要件を満たしていない場合、増設や追加が可能であれば、Windows 11対応にすることが可能だ。プロセッサが未対応の場合、多くの場合、PC自体の買い替えが必要になる。

 対応できないPCは、Windows 10のサポートが終了する2025年10月14日まで、Windows 10のまま使えばよい。

TPM 2.0が未対応の場合

 TPM 2.0が未対応であると表示された場合、念のため、UEFI(ファームウェア)の設定を確認しよう。TPM自体は搭載されているものの、UEFIの設定によって、TPMが無効化されている可能性もあるからだ。

TPM 2.0が未対応と表示された場合 TPM 2.0が未対応と表示された場合
TPM 2.0が未対応と表示された場合、UEFIでTPM 2.0が無効化されている可能性がある。

 最近のPCでは、チップセットやプロセッサとファームウェアの組み合わせによりTPMの機能が標準で搭載されている(以前は専用のハードウェアが必要だった)。Windows 11に対応しているプロセッサを搭載している場合、TPM 2.0に未対応である機種はほとんどないはずだ(一部、海外向けなどでその国の法律によりTPMが有効にできない場合もあるが)。

 TPM 2.0が未対応と表示された場合は、ファームウェアでTPM機能が無効化されている可能性が高い。

Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

Adblock test (Why?)


Windows 11にアップグレード不可!? 諦めるその前に:Tech TIPS - @IT - ITmedia
Read More

No comments:

Post a Comment

英政府、水際対策で全ての渡航者に渡航前検査の再導入を発表(英国) | ビジネス短信 - ジェトロ(日本貿易振興機構)

英国政府は12月4日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の感染拡大を受け、イングランドに渡航する12歳以上の全ての人に、入国前48時間以内のPCR検査または迅速抗原検査の陰性証明の提示を義務付けることを発表した( プレスリリース )。同措置は、12月7日午前4時から適用され...