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Saturday, August 7, 2021

卓球・伊藤美誠「自信を持って前に」 水谷隼は現役引退に言及 - 産経ニュース

記者会見で撮影に応じる、卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼(左)と伊藤美誠=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)
記者会見で撮影に応じる、卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼(左)と伊藤美誠=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)

東京五輪で卓球競技を終えて、計4つのメダルを獲得した日本代表選手たちが7日、記者会見した。会見に臨んだのは、伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)、水谷隼(木下グループ)、張本智和(木下グループ)丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)の6選手。

獲得したメダルは混合ダブルスで金、女子シングルスで伊藤が銅、女子団体で銀、男子団体で銅。

混合ダブルスは中国ペアに勝ち、「中国の壁」を打ち破っての金メダル。伊藤は「自信を持って前に進みたい」と意気込み、水谷からは「自分の冒険もここまで」と、現役引退の意向を示す発言があった。

主なやりとりは次の通り。

――男子選手に伺いたい。銅メダル獲得から一夜明け、メダルをどう感じている

水谷「昨日のお昼過ぎに試合が終わって、そこからバタバタしていた。寝たのが4時くらいで、まだ実感がない。記者会見が開かれて、これから実感がわいてくるのではないか」

張本「昨日は水谷さんと行動していて、本当に忙しくて実感はなかった。朝、テレビを出させていただいて、画面越しにメダルかけている自分を見て、メダリストになったんだなと実感が少しわいてきて、今はすごいうれしい」

丹羽「昨日の表彰式で首にメダルをかけた時が一番うれしかった」

――女子選手に伺いたい。長い試合期間となった五輪だった

伊藤「私自身、一番長く試合をしていた。長い期間、試合ができたことが、とても幸せだった。ミックス(混合ダブルス)とシングルスと試合をして、楽しいけど、疲労もあった。私1人では乗り越えられない部分がたくさんあった。スタッフにケアをしてもらったり、支えてもらったりして、団体戦に良い状態に持っていくことができた。そういう方々のおかげで、団体戦は楽しく試合して終わることができた」

石川「個人戦(シングルス)から団体戦まで長い戦いになった。ロンドン、リオと海外の五輪では、行く人数が限られていた。今回は日本開催で、コロナで制限はあったが、たくさん練習やケアしてもらうことができ、十分な態勢を整えさせてもらえた。万全の体調でコートに立つことができ、地の利を感じた。こうして東京五輪でプレーできたことをうれしく思う」

平野「個人戦は(出場がなく)練習をしていたので、選手の中では最後に試合が始まった。個人戦の試合を見ながら、自分の調整をしていた。そのなかで、いろんな方に練習して、サポートしていただいたからこそ、初戦からいいプレーができた。入りが自分の中でよかった。日本開催だからこそ、食事も充実していて、いろんな人に感謝の気持ちを持ちたい」

記者会見で撮影に応じる、卓球でメダルを獲得した選手たち。左から、丹羽孝希、張本智和、水谷隼、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)
記者会見で撮影に応じる、卓球でメダルを獲得した選手たち。左から、丹羽孝希、張本智和、水谷隼、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠=7日午前、東京都内の選手団会見場(代表撮影)

――混合ダブルスの水谷選手、伊藤選手に伺う。金メダルで、中国の壁を破った

水谷「決勝戦、中国ペアと対戦していて、自分が緊張しているなと感じた。追い上げられている中、正直、無理かもという状態だった。そこで、伊藤選手が点数を取ってくれて助けられた。自分1人だったら逆転負けしていた。中国選手を倒すのは、とてつもなく苦しくて、改めて大きな壁と認識した。決勝で破ったのも事実。これからの若手は中国選手を倒せるんじゃないかと期待している」

伊藤「ミックス(混合)ダブルスでは、水谷選手に支えてもらった。水谷選手に支えてもらって、勝つことができたので、決勝では(自分が)水谷選手をしっかり支えて、お互いに助け合えたことが勝ちにつながった。五輪の舞台で、決勝戦で、中国人選手に勝てたことは本当に自信になりました。シングルス、団体で負けているが、思い返してみれば、混合ダブルスで勝っていることは忘れてはいけない。自信を持って前に進みたい」

――水谷選手、石川選手に伺う。長い間、卓球界を引っ張ってきた。自国開催の五輪でメダルを取った意味は。次のパリ五輪について、どう考えているか。

水谷「東京で五輪が開催されると決まってから、この大会が集大成と思って一生懸命ずっとやってきた。最高の結果を残せて、よかった。東京で行われてなければ、リオが最後だったかもしれない。東京で行われたことに大きな意味がある。張本選手が素晴らしい活躍してくれて、頼もしい後輩がいるので、パリ五輪では、ぜひ頑張ってほしいという気持ちでいっぱい」

石川「3大会、ロンドン五輪から約10年間、日本代表として続けてこれたことをうれしく思う。日本のレベルもすごく上がっていて、頑張り続けないと(代表を続けることは)難しいなか、プレーできたことはすごくうれしい。今後のことだが、東京五輪が決まった時から、東京を目標にしてきた。試合が終わって2日しかたっていないので、自分でもまだ分からない。ゆっくり休んで考えたい」

――水谷選手に質問したい。引退について話しているが、もう少し日本代表の姿を見たいとも思う。また、張本選手は、どう感じているか

水谷「自分としては40歳なっても、50歳なっても、卓球を続けたいという気持ちは持っている。そういう中で、競技人生を終えてしまうのは悲しいし、残念ではある。東京五輪で張本のプレーを見ていて、頼れる後輩がいることがすごくうれしいし、卓球界の男子はこの先も明るいと思っている」

張本「1日かけて自分なりに説得したが、水谷さんの意志は固いし、それぐらいの覚悟を持っていたからこそ、混合で金メダル、団体でも最後を決めてくれたと思う。水谷さん自身で決めていただきたい。自分は、拒否はしないですし、その意見を尊重したい」

――水谷選手に確認したい。日本代表ではなく、現役、第一線から退くということなのか

「まだ最終的な判断はできないが、今の自分の気持ちでは卓球からは完全に離れると思います。目の影響がものすごく大きい。目が完治するならば、40歳でも、50歳でもやりたいが、現状、治療法もないということで、悔しいですけど、自分の冒険もここまでかなと思います」

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