久保田侑暉
大阪維新の会副代表を務めていた今井豊府議(貝塚市)は26日、府議を辞職した。所属していた維新会派の幹部を通じて辞職願を提出し、府議会の鈴木憲議長が許可した。今井氏をめぐっては、ニュースサイト「デイリー新潮」が女性問題や政治資金の問題を報じていた。
今井氏は25日付で大阪維新と国政政党・日本維新の会に離党届を提出し、党本部も受理していた。しかし、処分を検討するため、党本部はこれを取り消し、綱紀委員会を開くという。
大阪維新の吉村洋文代表は25日の会見で、今井氏からの離党届を受理したことを明かし「政治家として府民の皆さんに説明する義務があると思うし、必ずされる」と話していた。だが、26日、「議員辞職されて、政治家の立場を絶つということ。そのあとについては本人に任せたい」と語った。
府選挙管理委員会によると、議長が提出した欠員通知を選管が受理してから50日以内に補選が行われる。
今井氏は、橋下徹・元大阪府知事や松井一郎・大阪市長とともに、2010年に結成された地域政党「大阪維新の会」の創設者の一人で、昨年11月まで党幹事長を務めていた。
今井氏と同じ創設メンバーの1人でもある鈴木議長は報道陣に、辞職の理由は「一身上の理由」と説明。個人として「色々万感の思いはある。大変残念だ」と話した。(久保田侑暉)
大阪維新・前副代表が府議を辞職 週刊誌報道を受けて - 朝日新聞デジタル
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