中国王毅外相、米国務副長官の訪中を前に米をけん制 - TBS NEWS

　アメリカの国務副長官が中国を訪れるのを前に、王毅外相は「他国と平等な態度で付き合うことを知らないなら、国際社会とともに教える責任がある」とけん制しました。

　アメリカのシャーマン国務副長官は２５日に中国・天津に入り、２６日に王毅外相、謝峰外務次官との会談が予定されています。今回の会談で、シャーマン副長官は台湾問題や新疆ウイグル自治区での人権侵害の問題、中国のサイバー攻撃などについて懸念を伝える見通しです。

　中国外務省によりますと、これを前に王毅外相は２４日、「アメリカはいつも自らの力をもって他国に圧力をかけようとしている」と批判。「他国と平等な態度で付き合うことを知らないなら、国際社会とともに教える責任がある」とアメリカをけん制しました。

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