大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が出場するオールスターゲームが日本時間の14日午前9時すぎから行われ、大谷選手は史上初めて投打の二刀流で出場します。試合のおよそ6時間前にはオールスターゲーム恒例のパレードが行われ、大谷選手は白いシャツに紺のジャケット姿で地元・ロッキーズのチームカラーの紫色に仕立てられたカーペットの上を笑顔で歩きました。
新型コロナの影響で2年ぶりの開催となることしのオールスターゲームは、ロッキーズの本拠地、コロラド州デンバーのクアーズフィールドで行われます。
日本からは史上初めて投打の二刀流で出場する大谷選手をはじめ、パドレスのダルビッシュ有投手やマリナーズの菊池雄星投手が選出されていましたが、ダルビッシュ投手はけがで欠場し、初めて選出された菊池投手も球場には来ていますが、体調不良のため試合には出ないことが決まっています。
今回のオールスターゲームでは大谷選手のために特別ルールが適用されます。
大谷選手はまず1回表に、ファン投票の1位で選出された指名打者としてアメリカンリーグの1番バッターで出場してサイ・ヤング賞を3回獲得しているナショナルズのシャーザー投手と対戦し、その裏、今度は先発ピッチャーとしてナショナルリーグの強力打線と対戦します。
試合のおよそ6時間前にはオールスターゲーム恒例のパレードが行われました。
例年は街なかに赤いカーペットが敷かれ選手たちが車でパレードしますが、ことしは新型コロナの影響で球場前の道路にカーペットが敷かれ選手たちが歩いて球場に入りました。
大谷選手は白いシャツに紺のジャケット姿で地元・ロッキーズのチームカラーの紫色に仕立てられたカーペットの上を笑顔で歩きました。
大谷選手が登場すると詰めかけたファンからはひときわ大きな歓声が上がり、大谷選手はファンに手を振ったり、サインに応じたりして応えていました。
大谷選手は「歩いているだけで新鮮で、貴重な経験をさせてもらってると思う。日本でもオールスターには参加したが、ここまで大きくはやらないし、これから何回も来られるように頑張りたいと思った」と話しました。
前日のホームラン競争では終わった後さすがに疲れを見せていましたが「きのうはごはんを食べてすぐに寝た。まだ眠いけどなんとか頑張りたいし、試合に向けて準備したい。ナショナルリーグのトップの選手と対戦する貴重な経験になるので、いろんなバッターやピッチャーを見ながら勉強できると思う。楽しみだ」と笑顔で話していました。
オールスターゲームはこのあと行われ、NHKは日本時間の午前8時からBS1で中継します。
大谷翔平 オールスター“二刀流”出場へ 試合前パレードで笑顔 - NHK NEWS WEB
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