静岡県の難波喬司副知事は7日夕、県庁で記者会見し、熱海市で3日に発生した土石流の起点付近の斜面一帯で、崩落した盛り土の施工を含め、法令違反が繰り返されていたと発表した。
崩落した盛り土は、一帯の土地を所有する民間事業者が2007年、県条例に基づいて熱海市に施工計画を届け出ていた。しかし、計画よりも対象面積が拡大していたり、産業廃棄物が混入していたりし、県や市が是正や廃棄物撤去の指導を繰り返していたという。10年には土砂搬入の中止を要請したが、事業者は従わなかったとみられる。11年には土地の所有者が変わった。
また、当初の届け出では、盛り土の量は約3・6万立方メートルだったが、県の推定では約5・4万立方メートル以上に及んでいた可能性があるという。
土石流の起点付近、前所有者が繰り返し法令違反…勝手に面積拡大・産廃が混入 - 読売新聞
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