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千葉県山武市にある、動物病院の前に取り付けられた防犯カメラの映像です。 今月10日午後9時ごろ、診療時間を過ぎた病院の敷地に、不審な人影が現れます。 そして、白い車がタイミングを合わせるように、停車。怪しい人物は周囲を見渡してから、助手席に乗り込み、その場を後にしました。 翌朝、病院の前に、段ボール箱が置かれているのを病院のスタッフが発見。その中には…。 ネコを遺棄された動物病院・戸村芳博院長：「この中に小さいネコ、生後1カ月半くらいですかね。離乳してしばらくのネコが3頭詰められて、ここに置かれていた」 捨てられていた3匹の子ネコは、いずれも目の感染症にかかっていて、放置すれば失明する状態だったといいます。 ネコを遺棄された動物病院・戸村芳博院長：「遺棄するタイミングを見計らって、（車から）出てきて。防犯カメラの死角を回って。こんな感じで捨てていって。顔が見えないように、こっちに立ち去って」 ■相次ぐ無責任な行為「憤りしかない」 実は、ネコが捨てられていたのは、今回が初めてではないといいます。去年も、3匹の子ネコが捨てられていました。 ネコを遺棄された動物病院・戸村芳博院長：「背格好と歩き方が似ている。防犯カメラがあることも知っているんじゃないかなって。真下が映んないことは分かっているんじゃないかな」 今回、3匹の引き取り手は見つかりましたが、相次ぐ無責任な行為に動物病院の院長は、強い憤りを隠すことができません。 ネコを遺棄された動物病院・戸村芳博院長：「助けてくれると思うんでしょうね。『動物病院に遺棄しておけば』という考え方だったんじゃないか。動物病院の経営者として、人間として、良心をもてあそばれた感じですね。憤りしかないです」 （「グッド！モーニング」2021年7月26日放送分より）
動物病院前に“子ネコ遺棄”…常習犯か「憤りしか」（テレビ朝日系（ANN）） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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