【独自】菅原前大臣議員辞職へ 元スタッフ明かす「現金提供の実態」
「地元のイベントには、すごくこだわりを持っていた」(菅原前経産相 元事務所スタッフ)
こう話すのは、菅原前大臣の事務所の元スタッフです。東京地検特捜部は一旦、不起訴とした菅原氏について、再捜査の結果、地元の祭りなどで現金を渡すなど違法な寄付を行った疑いが強まったとして、近く略式起訴する見通しとなっています。元スタッフは、有権者に対する現金提供は「常態化していた」と証言します。
「現金を渡すのは3パターンあり、何かの会をやるときの会費、それからお祝いごとで、例えば新年会、忘年会、何十周年の記念式典とかそういうところはご祝儀。もちろん、亡くなられた場合はお香典」(元事務所スタッフ)
JNNが菅原氏の関係者から入手した写真。封筒に貼られた付箋には「1万円」「暑気払い」と書かれています。これは地元のイベントなどで会費を支払うための封筒で、事務所では常時50枚以上が用意されていたといいます。
さらに事務所の内部資料には「会費金額」と「支払金額」がそれぞれ記されていて、ある「新年会」での支出では、会費は「5000円」支払い金額は「1万円」と、異なる金額が書かれていました。
「その額(会費)以上のものを包んで持って行くことも多々あった」(元事務所スタッフ)
特捜部はこうした資料のほか町内会の帳簿なども押収していて、飲食を伴わない会合での現金提供など「対価性」のない支払いを違法な寄付と認定するものとみられます。菅原氏については、3日午後の本会議で議員辞職が許可される見通しです。
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