東京や大阪などに出されている緊急事態宣言が延長の期間に入って、初めての週末となった5日の人出は、東京や関西の3府県では前の4週間の土日、祝日の平均と比べて増加する地点が目立ちました。
NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出されている10の都道府県の主な地点の人の数を分析しました。
分析した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。
それによりますと、東京や大阪などに出されている緊急事態宣言が延長の期間に入って、初めての週末となった5日の人出は、前の4週間の土日、祝日の平均と比べて、渋谷スクランブル交差点付近は日中は45%増加、夜間は67%増加、東京駅付近は日中は22%増加、夜間は19%増加、名古屋駅付近は日中は1%増加、夜間は19%増加、大阪梅田駅付近は日中は46%増加、夜間は54%増加、神戸市の三ノ宮駅付近は日中は32%増加、夜間は56%増加、京都駅付近は日中は28%増加、夜間は47%増加、岡山駅付近は日中は6%増加、夜間は22%増加し、東京や関西の3府県では増加する地点が目立ちました。
それ以外の地点では札幌駅付近は日中は10%減少、夜間も24%減少、広島駅付近は日中は4%減少、夜間も19%減少、博多駅付近は日中は4%増加、夜間も2%増加、那覇市の県庁前駅付近は日中は5%の増加、夜間は逆に11%減少などとなっています。
5日の人出 東京など増加地点目立つ 前4週比|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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