6月1日、2016年リオ五輪女子シングルス金メダリストで、東京五輪でも優勝候補の一角とされていたキャロリーナ・マリーン(スペイン)が、左ヒザの前十字靭帯断裂と両半月板の損傷を自身のSNSで発表した。マリーンは今週にも手術を行うことを明らかにしている。
7月に開幕する東京五輪(調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の出場を確実にしていたマリーン。今年1月のタイOP(Super1000)2大会では優勝を飾り、WTファイナルズ2020でも準優勝の成績を収めていた。3月の全英OP(S1000)の出場は見送ったものの、スイスOP(S300)、欧州選手権には出場してどちらも優勝。その後は大会の中止・延期によって練習に専念していたが、五輪まで残り2カ月を切ったこの時期に大きなアクシデントに見舞われた。マリーンはSNS内で東京五輪についても言及。現実的に出場は難しく、断念する考えをつづっている。
マリーンは2019年1月の大会でも、右ヒザの前十字靭帯断裂により長期離脱を余儀なくされていた。懸命のリハビリ後、同年9月のベトナムOP(Super100)で戦線復帰。同大会では初戦敗退となったが、翌週の中国OP(Super1000)では、世界のライバルたちを撃破して見事な復活優勝を果たしている。その後も上位大会で好成績を残しており、オリンピック連覇に向けて意欲を燃やしていた中での、残念な離脱となった。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images
【選手情報】リオ五輪金メダリストのマリーンが左ヒザ前十字靭帯断裂!五輪出場は断念 - バド×スピ!(バドミントンスピリット)
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