来月5日の端午の節句を前に、「つるしびな」やよろい飾りを集めた展示会が茨城県那珂市で開かれています。
この展示会は端午の節句について伝えていこうと茨城県那珂市の歴史民俗資料館が開いていて、「つるしびな」やよろい飾り、それに武者人形など345点が飾られています。
このうち、市民グループが作った「つるしびな」は、古い着物をほどいた布などから作られています。
「つるしびな」には、たくさんの小さなこいのぼりやかぶとの人形のほか新型コロナウイルスの終息を願って疫病をおさめる妖怪として知られる「アマビエ」なども飾られています。
このほか、大正から昭和の時代に作られたとみられる桃太郎や金太郎の武者人形は、昔話の主人公のようにたくましい子に育ってほしいという当時の人たちの思いが込められているということです。
那珂市歴史民俗資料館の副館長の中嶋圭子さんは「コロナ禍で我慢や緊張する日々が続きますが、賑やかな展示を見てもらい、少しでも明るく前向きな気持ちになってもらえればうれしいです」と話していました。
この展示会は那珂市の歴史民俗資料館で来月5日まで開かれています。
端午の節句前に「つるしびな」やよろい飾りを展示 茨城 那珂|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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