アメリカの捜査当局はトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ氏の自宅などを捜索したと、複数のメディアが伝えました。ジュリアーニ氏が去年の大統領選挙を前にバイデン大統領に不利になる情報を得ようとしたとされる疑惑について調べていると見られています。
アメリカの複数のメディアは28日、捜査当局がトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ氏のニューヨークにある自宅と事務所を捜索し、電子機器を押収したと伝えました。
捜索についてジュリアーニ氏の息子は報道陣に対し「ばかげたことで耐えられない」と述べて捜査当局を批判しました。
ジュリアーニ氏をめぐっては、去年の大統領選挙を前にバイデン大統領に不利になる情報を得ようとバイデン氏の息子が勤務していた会社があるウクライナの政府と非公式の外交ルートで接触していたという疑惑が取り沙汰されています。
このため捜査当局はジュリアーニ氏の行動に問題がなかった調べていると見られています。
ジュリアーニ氏は2001年の同時多発テロの際、ニューヨーク市の市長として対応し、高い評価を得ました。
一方で、去年の大統領選挙のあとは選挙で不正が行われたと主張し、投票集計機メーカーがジュリアーニ氏を相手取り多額の損害賠償を求める訴えを起こしています。
米捜査当局 トランプ前大統領の顧問弁護士宅を捜索か - NHK NEWS WEB
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