新型コロナウイルスの感染拡大に伴う3度目の緊急事態宣言が発令される東京、大阪、兵庫、京都の4都府県は24日、発令前の最後の週末を迎えた。宣言に伴い、休業要請の対象となる商業施設や百貨店には、駆け込みで買い物に訪れる人の姿もみられた。
24日午前10時前、大阪市中央区の百貨店前で開店を待っていた同市鶴見区の保育士の女性(60)は、予約していた日傘を受け取りにきたという。大阪府は床面積千平方メートルを超える百貨店にも一部売り場を除いて休業を要請するが、宣言中に受取期限がくるため、「急いできた」と話す。
3度目の宣言発令について女性は、「大阪では感染者が千人を超えているので仕方がない。我慢して感染拡大をぐっと抑える必要がある」とあきらめ顔だ。人との接触を避けるために混雑を避けて買い物をし、公共交通機関の利用は控えているという。一方で「ずっと友人らに会えていないので寂しい。早く日常の生活を取り戻したい」と話した。
「緊急事態」発令前 最後の休日 買い物客駆け込み - 産経ニュース
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