2021年04月09日15時01分
【ブレスト(仏)AFP時事】約120年前にフランス西部で発見された4000年前の青銅器時代の石板に刻まれた模様が、「一つの地域を指す欧州最古の地図」だとする研究結果が今週公表された。考古学者が学術誌に発表した。
石板は1900年、当時の学者が仏西部フィニステール県の地中から発見し、保管していた。幅1.5メートル、長さ2.2メートルで、重さ1トン。2017年に研究者らが調査を開始した。
研究によれば、石板の模様は仏西部の山岳地帯を指し示している。複数の線によって30キロ×21キロの土地の範囲を示し、王族の所有権を表していた可能性があるという。
学術誌に発表した考古学者の男性は「初見では理解不能な図であることは確かだ」と述べた上で、「モチーフがどう構成されたのか、線がどうリンクしているのかを判断するには時間をかける必要がある」と強調した。
4千年前の石板に「欧州最古の地図」 考古学者が研究結果―仏 - 時事通信ニュース
Read More
前
No comments:
Post a Comment