パリ警察は、市内の病院前で12日に男性を銃で殺害した男を捜索している。目撃者によると、殺害は「処刑」のようだったという。
事件があったのは、老年医療専門のアンリ・デュナン病院付近。30代の男性が亡くなり、女性警備員が負傷した。同病院は新型コロナウイルスのワクチン接種センターにもなっている。
目撃者によると、犯人は男性の頭部を撃った後、ゆっくりと歩いてバイクに乗り、そのまま立ち去ったという。
病院のある16区のフランシス・シピナー区長は、事件の動機はテロではないようだと語った。
また、犯人はワクチン接種センターを標的にしたわけでもなさそうだと述べた。BMFテレビの取材に応じた警官は、仕返しが目的のようだと話した。
近隣のレストランの店主はBMFテレビの取材で、「銃声が聞こえたので見ると、パーカーを着た男が発砲していて、もう1人の男が地面に倒れた」と語った。
その後、犯人は倒れた男性に近づいて「至近距離から」もう2発、銃弾を放ったという。
別の目撃者は、6発の銃声を聞いたと話している。
現地紙ル・フィガロの取材を受けた目撃者は「あれは本当の処刑だった。本当にショッキングだった」と語った。
シピナー区長は、重傷を負った女性は流れ弾に当たったとみられると話した。この女性と死亡した男性は、アンリ・デュナン病院で治療を受けた。
パリの検察当局は、殺人と殺人未遂の疑いで捜査を始めている。
パリの病院前で銃による殺人 「まるで処刑」と目撃者 - BBCニュース
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