唐津信用金庫(佐賀県唐津市)は9日、山本支店(同市)の前支店長の男性(49)が約22年間にわたり、融資金計2億4770万円を着服していたとして、懲戒解雇処分にしたと発表した。刑事告訴する方針。
信金によると、前支店長は1998年11月~今年1月、書類を偽造して知人名義で融資を申し込み、融資金を流用するなどの不正を繰り返していた。融資をした際は、担当者とは別の職員が確認作業をすることになっているが、前支店長は「自分で連絡する」として不正の発覚を免れていた。
今年1月、別の職員が名義人に融資について連絡すると「身に覚えがない」と回答があり、発覚した。信金の調査に対し、前支店長は着服を認め、「ギャンブルなどに使った」と説明したという。
記者会見した落合正利理事長は「被害者に深くおわびする。内部管理態勢を再構築し、再発防止に取り組む」と謝罪した。 (津留恒星)
唐津信金の前支店長が2億4770万円着服 22年間、知人名義で偽融資 - 西日本新聞
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