日立製作所は1日、日立キャピタルと三菱UFJリースの合併に伴い、持ち分法投資利益200億円を2021年3月期の連結決算(国際会計基準)に計上したと発表した。合併に伴い日立キャピタルが持ち分法適用会社から外れるため、保有株の時価を再評価した。21年3月期のEBIT(利払い・税引き前利益)は前の期比3・7倍の6800億円と見込んでおり上振れ要因になる。
日立キャピタルと三菱UFJリースは1日付で経営統合し、三菱HCキャピタルとなった。三菱UFJリースが存続会社となるため、日立キャピタル株式1株に対して三菱UFJリース株式5・1株が割り当てられた。日立は以前、日立キャピタル株の約33%を保有していた。三菱HCキャピタルの保有比率は約14%になる。
現時点で22年3月期の業績予想は未定としているが、合併に伴う「重要な影響はない」としている。
日立、税引き前益200億円上振れ 21年3月期 - 日本経済新聞
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