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Friday, March 12, 2021

ふ化直前の卵抱く恐竜 7000万年前の化石発見―中国 - 時事通信ニュース

2021年03月13日13時37分

鳥に似た恐竜がふ化直前の卵を抱く化石。親の腰付近の骨と多数の細長い卵が見える。中国の約7000万年前の地層から発見された(雲南大の畢順東教授提供・時事)

鳥に似た恐竜がふ化直前の卵を抱く化石。親の腰付近の骨と多数の細長い卵が見える。中国の約7000万年前の地層から発見された(雲南大の畢順東教授提供・時事)

  • 鳥に似た恐竜の親が卵を抱く想像図。中国の約7000万年前の地層から、ふ化直前の卵(青緑色)を抱く化石が初めて見つかった(イラストレーター趙闖氏提供・時事)

 中国江西省の約7000万年前(白亜紀末期)の地層から、恐竜の親が巣で卵を抱き、卵の中の子がかえる直前まで成長した状態の化石が初めて見つかった。この恐竜は鳥に姿が似た「オビラプトロサウルス類」。過去にも卵を抱いた化石が発見されているが、中の子が成長していた例はなかった。産卵からふ化までの過程を解明するのに役立つという。

〔写真特集〕古代生物想像図鑑

 中国の雲南大や古脊椎動物古人類研究所などの国際研究チームが13日までに科学誌サイエンス・ブレティンに発表した。
 卵の形は細長く、最大で長さ21.5センチ、幅8.5センチ。巣には少なくとも24個あり、このうち4個は中の子の骨格がよくできていた。
 卵に覆いかぶさった親の化石は腰や後ろ脚などの骨。頭骨や尾は見つかっていないが、全長約2メートルとみられる。母親か父親かはっきりしないものの、卵の殻や子の骨を詳しく調べた結果、30~38度の体温で卵を温めていたと推定された。
 子の成長の程度には違いがあるため、卵がかえるのは一斉ではなく、ばらばらだった可能性があるという。

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