会津美里町が発注した公共工事を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの疑いで再逮捕された前町長の渡部英敏容疑者(80)が業者側に対し、入札の数日前に最低制限価格などを漏らしたとみられることが18日、関係者への取材で分かった。最初の逮捕容疑となった事件でも入札の2日前に最低制限価格などを漏らしたとみられていて、県警は同様の行為が繰り返されていなかったか、詳しく調べている。
関係者などによると、再逮捕容疑となった入札は昨年6月3日に実施。渡部容疑者はその数日前に、斎藤工務所元社長の斉藤正直容疑者(64)=公契約関係競売妨害の疑いで再逮捕=に町内か、その周辺で最低制限価格などを漏らした疑いがあるという。同社は最低制限価格と同額で落札した。
渡部容疑者らの起訴状によると、最初の逮捕容疑となった事件で、渡部容疑者が斉藤容疑者に最低制限価格などを漏らしたとされるのは昨年10月27日午前8時45分ごろ。町役場の町長室から電話で伝えたとしている。入札は2日後の同29日に行われた。
渡部前町長、数日前に最低価格漏えいか 会津美里の官製談合 - 福島民友
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