邸宅があったなど北区ゆかりの実業家で、NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」主人公の渋沢栄一をラッピングした郵便ポストが、区内の飛鳥山前郵便局(滝野川二)に設置された。
郵便局の有志が発案し、区がイラストなどを提供して実現。日本の近代郵便制度の創設者の前島密(ひそか)は渋沢と親交が深かった縁もあり、近代日本の礎を築いた二人への敬意を表している。
ポストは、親しみやすく描かれた渋沢のほか、銀行、鉄道、ビール、ガスなど渋沢が手がけた事業がちりばめられているデザイン。全体の色合いも、渋沢が携わったレンガ事業を意識してレンガ調になっている。
下村昇局長は「郵便局には、渋沢ゆかりの三つの博物館と都電を描いた桜の形の風景印もある。渋沢の功績に思いをはせながら手紙文化に親しんでほしい」と話した。 (砂上麻子)
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飛鳥山前郵便局に渋沢ポストを設置 - 東京新聞
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