大リーグ、ツインズで今シーズンの開幕投手を務める前田健太投手が26日、開幕前最後のオープン戦で4回無失点と好投しました。
大リーグ6年目で初めて開幕投手を務める前田投手は26日、開幕前最後の登板としてフロリダ州で行われたブレーブスとのオープン戦に先発しました。
この日、ツインズのベンチコーチを務めるベルコーチが腎臓がんのため46歳の若さで亡くなり、前田投手も試合前にマウンド上で黙とうをささげました。
試合では1回、2アウトから連続ヒットで一塁三塁のピンチを背負いましたが、5番バッターをサードフライに打ち取って切り抜けました。
2回以降は得意とするスライダーを効果的に使って相手打線をヒット1本に抑え、4回を投げてヒットは3本に抑えて三振4つを奪い、無失点でマウンドを降りました。
前田投手はオープン戦5試合で18回と3分の1イニングを投げて1失点、フォアボール1つと開幕投手にふさわしい抜群の安定感を見せ、万全の調整で来月1日のブルワーズとの開幕戦を迎えます。
試合のあと、前田投手は「コーチの訃報を試合前に聞いた時は信じられなかったが、マウンドで黙とうをした時に現実なんだと感じた。とにかく懸命に自分ができることを、すばらしい試合ができるように臨んだ」と話しました。
そのうえで大リーグで初めてとなる開幕投手に向けて「しっかり調整はできたので、あと5日間自分のルーティーンをこなしながら体の調子を整えていい状態で開幕のマウンドに上がりたい」と意気込みを話しました。
大リーグ 前田健太 開幕前最後の登板 4回無失点の好投 - NHK NEWS WEB
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