8日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮め、前週末比300円ほど高い2万9100円台半ばで推移している。米雇用指標の改善や米追加経済対策の成立期待を背景にした買いは続くものの、上値では戻り売りが出やすくなっている。米長期金利の上昇の株式相場への影響を懸念する見方が重荷になっている。
市場からは「欧州中央銀行(ECB)の理事会(11日)や米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC、16~17日)など、中央銀行の重要会合が控えている。金利高への対応や金融政策の先行きなどへのスタンスを見極めきれないと動きづらい」(大和証券の石黒英之シニアストラテジスト)との見方が出ていた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で9633億円、売買高は5億3515万株だった。
国際石開帝石が一時6%を超える上昇率となった。日軽金HDやDOWAが高い。一方、アドテストやソフトバンクグループが朝高後に下げに転じている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
東証10時 上げ幅縮小、中銀会合前で「動きづらく」 ソフトバンクG下落に転じる - 日本経済新聞
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